こんにちは。今回は、サッポロビール園で飲んだ開拓使麦酒を紹介したいと思います。
サッポロビール園
サッポロビール園には、新鮮なジンギスカンを食べられるレストランや、サッポロビールの歴史を知ることができる博物館があります。
ジンギスカンは「ライラック」というレストランで食べました。またサッポロビール博物館にも行きましたが、これらは別の記事で紹介していますのでよろしければご覧ください。
□レストラン(ライラック):
□サッポロビール博物館:
また、サッポロビール博物館の中には、サッポロビールを200円から飲むことができる「スターホール」があります。
ここで、飲み比べセットを飲みました。
飲み比べの内容は、サッポロ黒ラベル、サッポロクラシック、開拓使麦酒、の3種類です。今回は、開拓使麦酒を飲んだ感想と他のビールと比べてどうだったかを書いて行きたいと思います。
開拓使麦酒とは
サッポロビールは、1876年に誕生しました。当時は「開拓使麦酒醸造所」という名前でした。開拓使が開業した醸造所ということで開拓使麦酒醸造所です。その当時の味を再現したビールが「開拓使麦酒」です。
ちなみに開拓使麦酒が開業した1876年にはまだキリンもエビスもアサヒもサントリーもありません。大手の中では最初に誕生したビール会社です。
ちなみに、サッポロとアサヒとエビスが合併して大日本麦酒となり、のちに2社に分裂してサッポロとエビス、アサヒに分かれました。サッポロとエビスは最初は別の会社でしたが、今では同じ会社になりました。
このあたりの歴史はサッポロビール博物館でも知ることができます。ビールが好きな人は楽しめると思います。
さて開拓使麦酒ですが、140年以上も昔に作られたビールを再現したビールということで、果たしてどんな味なのか、とても気になります。
開拓使麦酒を飲んだ感想
それでは開拓使麦酒を飲んだ感想と、他のビールと比べてどうだったかを書いて行きたいと思います。
開拓使麦酒は右側です。「創業当時の味を再現したビールです。麦芽100%、ビール酵母が生きたまま入っています。オホーツク産・富良野産の麦芽、ホップも使用した、重厚でしっかりした味わいです。」
サッポロクラシック同様、このビールも麦芽100%ビールのようです。
こちらが開拓使麦酒。泡立ちがよく、とてもクリアで黄金色をしています。他のビールと比べてみると、見た目は一番オレンジ色をしています。酵母が生きているからでしょうか。
香りにすごく甘みがあります。そしてとても爽やかです。
飲んでみた感想としては、やはり香り同様甘みがとても強いです。麦の甘みと、酵母由来の甘みもあるかもしれません。
他のビールと比べると、一番個性的です。味の初速が早く、口に入れた瞬間にサーッと甘みと苦味が押し寄せてきます。甘みの方がやや早く感じられますが、苦味が追い越していきます。
そして後味のキレがとてもよく、すぐに無くなります。
まとめ:一番「激しい」ビール
今回は、サッポロビール園で飲んだ開拓使麦酒を紹介しました。
他のビールと比べると、一番「激しいビール」だと感じました。
味の初速が早く、サーッと押し寄せてきたと思ったら、後味のキレがよくさっと無くなります。また他よりも甘みが強く、麦だけではなく酵母由来の甘みも感じられました。
反対に、クラシックはマイルドな口当たりのビールでした。
もし飲み比べていなかったらこういった感想は出てこないと思いますので、やはり似たビールであっても飲み比べてみると発見があって面白いと思います。
飲み比べは以下の記事でまとめています。
今回は以上です。
https://pivoblog.com/category/traveling/sapporotrip
□アクセス:
札幌駅からは徒歩20分くらいです。