今回は、籠屋ブルワリーの「籠屋ヴァイツェン」を紹介したいと思います。
籠屋ブルワリー
籠屋ブルワリーは狛江初のクラフトブルワリーです。小田急線和泉多摩川駅から徒歩約20分ほどのところにあります。
籠屋たすくという発酵料理のレストランに併設されたマイクロブルワリーです。2017年から醸造をスタートさせたばかりの新しい醸造所です。ホームページによると、「300リットルのステンレス製発酵タンク兼貯蔵タンクが5基、バレルエイジも可能な木桶のタンク1基」という本格的な醸造設備を備えています。
お店の様子や食べた料理などは、こちらの記事で紹介しています。
今回は籠屋ブルワリーで飲んだ「籠屋ヴァイツェン」を紹介したいと思います。
籠屋ヴァイツェン
ヴァイツェンとはドイツで誕生した白ビールです。小麦が使われており、大麦とホップと水のみから造ることとされた、「ビール純粋令」の唯一の例外となったビールです。
見た目は見事な濁りです。これぞまさしく、伝統的なヴァイツェンです。オクトーバーフェストでドイツの醸造所が出す「ヘーフェヴァイツェン」とも遜色がありません。
平成最後のオクトーバーフェスト。濁ったヴァイツェンをゴクゴク飲んでプハーとするのが醍醐味ですなあ pic.twitter.com/u8cj6SCGN4
— ぴぼ (@viennamarzen) 2019年4月29日
さて籠屋の公式サイトから、籠屋ヴァイツェンについて引用します。
正統派のヴァイツェン(小麦のビール)を丁寧に造りこみました。
味と香りが心地よく広がり、スッとドライに切れるバランス良い仕上がりです。
引用:http://www.houzan.com
ここにも書かれている通り、この籠屋ヴァイツェンは"正統派"のヴァイツェンです。それはビールの色を見れば一目瞭然です。
飲んだ感想
飲んだ感想ですが、まず香りはバナナと柑橘のとても良い香りがします。とにかくフルーティです。もうザ・ヴァイツェンという感じです。
飲み口は緩やかな酸味がとても心地よく、苦味はほとんど感じません。
雑味が本当に一切なく、これがやはり籠屋のすごいところです。丁寧な造り手の意思を感じます。
すっきりとしていて、緩やかな酸味が永遠と続いて行くようです。雑味がないのでずっと飲んで入られそうです。これほど本格的な伝統的ヘーフェヴァイツェンを都内のブルワリーで飲めるとは、素晴らしいです。
改めて、籠屋ブルワリーの振り幅に驚かされます。
とても美味しいヴァイツェンでした。
今回は以上です。