こんにちは。今回は、ホフブロイハウスの「デュンケル」を紹介したいと思います。
ホフブロイ
ホフブロイは、ドイツにある醸造所です。
1589年に、バイエルン国王のためのビール醸造する醸造所として設立されました。
僕も以前ドイツに行った時にはホフブロイハウスに行きました。南ドイツ(ミュンヘン)の地球の歩き方の中でビアレストランの紹介ページがありますが、一番最初にこのホフブロイハウスの紹介が出てきます。日本人にもとても人気の醸造所だそうです。
オクトーバーフェストでもおなじみ
このHBのロゴは見覚えのある方もいるのではないかと思います。日本全国で行われている「オクトーバーフェスト」では、ホフブロイハウスは大抵登場します。ホフブロイハウスは、ミュンヘン6大醸造所の一つで、政府から正式にオクトーバーフェストビール「メルツェン」の醸造を許可されている醸造所です。
ツムビアホフ新宿
さて今回ホフブロイを飲んだのは、こちらのお店です。
新宿の東口、まさに新宿のど真ん中にあるお店ですが、店内はまるでオクトーバーフェストのようです。
ここではホフブロイハウスのビールを飲むことができます。今回は、このお店で飲んだ「デュンケル」を紹介したいと思います。
ホフブロイの「デュンケル」
それではデュンケルの紹介をしていきたいと思います。
「デュンケル」とは、ドイツで生まれたラガービールです。ドイツ語で「暗い」という意味があります。黒ビールに分類されることもあります。
黒ビールと呼ばれるビールは、シュバルツ、スタウト、ポーター、ミュンヒナー、などがあります。デュンケルは、これらのビールに比べると、色合いは明るめです。
また、「ドゥンケル」と表記する場合もありますが、日本ビール検定公式テキストに倣い、このブログでは「デュンケル」と表記しています。
ここで、公式ホームページの紹介を引用します。
1589年の創設時に醸造された初めてのダーク・ビール。どんな場面にも合う、伝統的なミュンヘンスタイルはバイエルンビールの原型。 ほのかなキャラメル香、口当たりまろやかで味の切れが良く、ダークレッドブラウンの色合いが特徴的。
引用:http://www.eyema-ent.co.jp/menu/index.html
ミュンヘンスタイルのビールは、もともとダークビールだったそうです。しかしながらピルスナーが流行したことにより、ミュンヘンでも淡色ラガーを造る方向にシフトしていったそうです。その頃開発されたのが「ヘレス」というビールです。ホフブロイでも、オリジナルラガーというビールがありますが、スタイルでいうとこれは「ヘレス」です。
飲んだ感想
ここからは飲んだ感想を書いていきます。
ご覧の通り、暗い色をしています。
グラスはジョッキ型です。いかにもドイツのラガーといった感じです。
飲んだ感想としては、一言で言うと「焦がしたキャラメル」の味でした。苦味というよりも、香ばしい甘みをより強く感じられるビールです。
先ほども書きましたが、黒ビールに「スタウト」というビールがあります。これはアイルランド発祥のビールで、上面発酵で造られています。このデュンケルは下面発酵ですが、スタウトと決定的に違うのは、デュンケルの方がマイルドな甘みがあって飲みやすいことだと思います。
このデュンケルは、甘くてキャラメルのような味わいがあります。上面発酵と下面発酵の違いを確かめたいのなら、これを飲めば一発でわかります。麦由来の甘みが存分に楽しめる、とても美味しいビールでした。
今回は以上です。
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店舗情報
営業時間:
月~金 17:00~29:00
土 15:00~29:00
日・祝 15:00~23:30
アクセス:
新宿駅東口から徒歩4分