今回は、ベルギー「デ・ランケ醸造所」の「グーデンベルグ」を紹介したいと思います。
新宿にある、デリリウムカフェで飲みました。
デリリウムカフェ
デリリムカフェは新宿の南口にあるベルギービールのビアバーです。
新宿といってもサザンテラスの突き当たりのようなところにあり、とても落ち着いています。
一人でも入りやすく、時間を潰すのにはちょうどいいです。
今回はこのお店で「デ・ランケ醸造所」の「グーデンベルグ」というビールを飲みました。
デ・ランケ醸造所
デ・ランケ醸造所は、ベルギー南部エノー州にある醸造所です。
この醸造所の代表的な銘柄に、「イクスイクスイクスビター(XXX Bitter)」というビールがあります。
他には「セゾン・ドッティニー」というセゾンも飲んだことがあります。
ベルギービールといえば、有名なビールにヒューガルデンホワイトがあります。他にどんなベルギービールがあるかと言われると、僕自身はあまりベルギービールに詳しくないですが、そんな僕でも度々見かけては飲んでいるベルギービールなので、結構日本に出回っているベルギービールだと思います。
他に僕が美味しいと思ったベルギービールは、やはりセゾン・デュポンです。
これは本当に美味しかったです。
グーデンベルグ
それではグーデンベルグの紹介をしていこうと思います。
ベルギー風のチューリップグラスに注がれて出てきました。
ベルギービールのドライホッピングは反則級の美味さがあります。アメリカンスタイルのIPAなどともまた違った美味しさです。アメリカンスタイルのドライホッピングはガンガンいこうぜスタイルですが、ベルギービールのドライホッピングはベルジャン酵母のふんわりとした上品さとも相まって、最高の気分になれます。
その最たる例が、上でも紹介したセゾン・デュポンのドライホッピングです。
さてグーデンベルグを飲んだ感想に戻りたいと思います。
香りはとてもフルーティで良いモルトの香りも漂います。クリーミーでふわっとした、ベルジャンな上品さもありつつ、ほんのり酸味もあります。さっきも書いた通り、このベルジャンスタイルのドライホッピングは本当に最高です。
口当たりはライチのような果実感とモルトの甘味も強めです。後味はまろやかでライチ感がとても心地よいです。後味が凄くいいです。苦味はあまり感じません。アメリカンのIPAとも違った、クリーミーでセゾンのようなふわっとした感じがします。
とても美味しかったです。
ビールのスタイル
ちなみにこのビールのスタイルは「アビイビール」のようです。ネットで調べていたら、アビイビールという情報が多く出てきました。
アビイビールとは、修道院からライセンスを取得した会社が修道院の醸造法に基づいて造られるビールです。似たようなスタイルに「トラピストビール」というものがありますが、こちらはトラピスト修道院で醸造されるビールで、有名なところだとシメイやオルヴァルなどがあります。酒屋でも割と置いてます。特にシメイはよく見かけます。
アビイビールはそれ以外の修道院によって認められた醸造所が造るビールです。
これは日本ビール検定2級レベルの知識なので、もし受けようと思っている方は覚えておいてください。
今回は以上です。