こんにちは。今回は浅草のブルワリー、カンピオンエールについてご紹介します。
カンピオンエールとは
どんなお店?
カンピオンエールとは、浅草にあるブルワリーです。
イギリス人のジェームス・ ウィリアムスさんが代表を務めており、店内はイギリスの国旗が吊るされていたりと、イングリッシュな雰囲気のブルワリーです。また大きなテレビがあるので、スポーツなんかが流れたりすると盛り上がりそうです。
注文はカウンターでのみ、注文したらその場で会計してしまうスタイルでした。こういうスタイルは会計に時間がかからず楽で良いですね。
出来立てのビールが味わえる!
カウンターのすぐ奥にはビールの樽が並んでいます。さらにその隣で仕込みをしている様子を見ることもできます。
どんなビールがあるの?
イギリス発祥のエールビール
出しているのはイングリッシュスタイルのビールで、今日は、ビター、ポーター、アンバー、フェスティバルビールでした。常時4種類は出しているようです。その日に飲めるビールはカンピオンエールのTwitterアカウントや公式サイトで確認することができます。
今日飲んだのは以下の3種類です。
ビター
続いてアンバー
続いてポーター。今日はサーバーがハンドポンプの組み上げ式でした。イギリスの伝統的な方法のようです。
料理はフィッシュ&チップスを注文しました。エールにはやっぱりこれが合います。
ご存知の通り、エールの発祥はイギリスです。エールと言えば、日本を代表するクラフトビールであるよなよなエールが有名です。よなよなエールはとても美味しくて好きなビールのひとつですが、カンピオンエールのエールビールは日本で売られているエール系のビールとはひと味違います!
カンピオンエールのビールが他のビールと違うところ
最初にカンピオンエールで"ビター"を飲んだときに、エールのイメージが変わりました。
浅草のカンピオンエール。ペールエールは薄いっていう勝手なイメージがあったけど、穀物感があって濃いビールだった。これがあのイングリッシュ・ビターなのか…初めて飲みました。 pic.twitter.com/KY6TXlo7BQ
— ぴぼ (@viennamarzen) 2018年3月18日
ビターとは、イギリスのパブで一般的に飲まれているエールビールです。バートン・オン・トレントのペールエールと区別される形で「ビター」と呼ばれています。
カンピオンエールで初めてビターを飲みましたが、麦芽の穀物感を強く感じるビールでした。
僕がカンピオンエールのビールが他のビールと違うと思うところは、素材をしっかりと感じることができるところです。
久しぶりのカンピオンエール!少しぬるめで炭酸は弱め。"麦とポップのお酒"といった感じで、他の一般的ビールとは全然違う飲み物のようです。飲んだのはビター、アンバー、ポーター。フィッシュ&チップスも美味しいです。これがイングリッシュスタイルか…イギリス行ってみたいなぁ#カンピオンエール pic.twitter.com/MJwzQl9lSj
— ぴぼ (@viennamarzen) 2018年6月2日
また、カンピオンエールでは、英国産モルトやホップの味わいを感じられるよう、冷やしすぎず、炭酸弱めにしているようです。これが伝統的なイギリスのスタイルのようです。イギリスのビール文化については以下のコリン・ジョイスさんの「イギリスビールの伝統に酔いしれた日」というコラムが参考になりますので、引用させていただきます。
引用:https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2011/09/post-48.php
引用:https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2011/09/post-48.php
引用:https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2011/09/post-48.php
"少しぬる目で微炭酸"というのがイングリッシュスタイルなのですね。ビールにはその土地に根付いた飲み方や文化があって、こういったこだわりの存在もビールの魅力の一つだと思っています。
さいごに
カンピオンエールでは、本場イギリスのビールが味わうことができます。これまでドイツやチェコのビールは現地で体験して、その素晴らしさを感じてきましたが、カンピオンエールに行ったことでイギリスのビール文化にもとても興味を持ちました。いつか、イギリスで現地のビールを飲んで見たいです。
イギリスで造られたエールの瓶ビールは日本でも発売されています。
こちらは世界最古の商標登録として有名な「バス ペールエール」です。この機会にぜひ試してみてください。
日本を代表するペールエール「よなよなエール」についても別の記事で紹介しています。
よろしければご覧ください。
https://pivoblog.com/tag/bitter
https://pivoblog.com/category/beer/brewery
ブログで紹介したビールの一覧はこちら:
また、最近は東京都内にもたくさんのブルワリーがあります。他にもいろんなところを回っています。こちらにまとめているのでぜひご覧ください。
今回は以上です。
店舗情報・アクセス
営業時間:
火~金: 17:00 ~ 23:30
土日祝日 12:00 ~ 23:30
定休日: 月曜日
(祝日の場合は翌日の火が休み)
Last Order 23:00
アクセス:
カンピオンエール ホームページ:
http://www.campionale.com