今回は、「盛田金しゃちビール」の「赤味噌ラガー」を紹介したいと思います。
このビールは、ビアフェス東京2019で飲みました。
盛田金しゃちビール
盛田金しゃちビールは、愛知県犬山市にあるブルワリーです。
盛田は日本酒や味噌などを製造する会社で、1665年創業の老舗です。金しゃちビール自体は1996年にスタートしたこれまた老舗のクラフトブルワリーです。
明治時代に三ツ星ビールというブランドでビールを出していたようです。
当時「三ツ星ビール」という名前でビールの試醸に成功していたという事実があり、一過性で出来上がった「地ビール」というものではなく、お客様に喜ばれる高品質のビールを醸造するという、いわば100年の夢を受け継いだ事業です。
https://www.kinshachi.jp/会社概要/
100年の歴史を持つ、日本の中でも異例の地ビールブランドということができそうです。
ちなみにこのビールは、藤原ヒロユキさんの「イラストで巡る世界のビール博物館」と言う本で、日本を代表するクラフトビールとして紹介されています。2013年に発売されたビール本ですが、日本の代表的な古参ブルワリーであることがわかります。
今回は、金しゃちビールの中でも有名な銘柄「赤味噌ラガー」を紹介します。
赤味噌ラガー
「味噌の甘みがほのかに香る旨味とコクのオリジナルビール」とあります。原料の一部に甘味噌を使用しているようです。
味噌を使ったビールというのは今まで聞いたことがありません。しかもこのビールはラガーということで、一体どんな味わいのビールなのか想像がつきません。
公式サイトによると、スタイルは「フリースタイルダークラガー」だそうです。
それでは、飲んだ感想を書いていこうと思います。
飲んだ感想
こちらが赤味噌ラガーです。色合いは銅色でだいぶ赤みがかっています。
飲んでみると、そこまで味噌は感じません。面影がある程度です。やはりラガーなので、スッキリとしています。やや酸味を感じます。味噌は言われてみないとわかりません。
見た目が銅色で味噌っぽい色をしていたので心して飲みましたが、そこまで味噌を強く感じるわけではなく、ラガーらしい後味のビールでした。
今回は以上です。